のんべえおじさんのおやつ日記 #2月餅

食のプロデューサー・文筆家植野広生

“のんべえおじさん”こと、植野広生です。
おじさんは毎日酒を呑むが、甘いものも好きだ。
肉豆腐が好きだが、月餅も大好きだ。

とはいえ、口の中の水分を取られるお菓子が苦手で(世のおじさんはだいたい苦手)、ぱさぱさ、もそもそした月餅はNG。もし飲み物なしでこれを出されたら困ってしまう。

でも、中国料理「味坊集団」の通販サイトで見つけた月餅「ころんと小さく、可愛い月餅ギフトセット6個入り」は実にちょうどいい。直径4cm弱のミニサイズで一口か二口で食べられるし、しっとりしていて口の中の水分を取られることがない。胡麻油ではなくオリーブオイルを使っているためか軽やかな風味も広がる。

月餅写真

三種類の味があり、「豆沙」はあんこだけの素朴な味わい、「果仁豆沙」はピーナッツや胡桃が入っていてクリスピーな食感。「羊味果仁」はナッツのほかにラム肉(!)が入っている。特に「果仁豆沙」は、あんこの穏やかな甘味とナッツの香ばしさが程よく相まって、食べ心地がいい。

「手作業で成形・焼成しているため、焼き上がりの状態によりサイズに若干の個体差がございます」という説明があるように、大きさや形がちょっと違っているのもご愛嬌。

中国では中秋節、日本では中秋の名月(十五夜。2026年は9月25日)に食べるものとされている月餅だが、これなら一年中食べたい。

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食のプロデューサー・文筆家植野広生

食の雑誌『dancyu』元編集長。現在、win-do.us代表。執筆、講演をはじめ、企業・自治体のアドバイザーなど、食を軸に幅広く活動している。BSフジ「日本一ふつうで美味しい 植野食堂」に出演中。そのほか「情熱大陸」「プロフェッショナル 仕事の流儀」「アナザースカイ」など、テレビ・ラジオ番組に多数出演。また、「土佐おきゃく大使」「高知県観光特使」「宇都宮ブランドアドバイザー」「栃木市ふるさと大使」を務める。

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